【母】実家にて。

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先週、3泊4日で
実家にかえりました。

今回、夫は仕事のため
わたしと実々(甲斐犬 9歳)の
1人と1匹の旅でした。

いまの我が家から実家までは
約280km離れています。
こちらの田舎町から
あちらの田舎町に行くまでに、
大都会東京を通らねばならず
いつも4~6時間かかります。



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今回はいつもの大井での
渋滞にプラスして、
事故渋滞が2つも重なったので
たっぷり6時間かかりました。

慣れない場所が苦手な実々。
途中のSAのドッグランには
降りようとしないのです。


うぃーんと伸びもしたいだろうに。
トイレにも行きたいだろうに。
それでも頑として車から降りません。


+


都内通過の頃から降っていた雪は、
実家に到着したころにはボタ雪に。
いつもなら大はしゃぎして
走り回るのに、どうしたのかな。
頭に積もる雪もそのままに
立ち尽くしていました。


兎にも角にも
無事に到着して、ほっ。
わたしは一人運転が好きなものの
出発~到着まで家族のみなを
心配させてしまいます。

無事到着したよ、と
夫に電話して安心してもらうまでが
わたしの一人運転の常なんですよね。



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今回の帰省の一番の目的は、
昨年末から入院している
母の付き添いのためでした。

母の病名は、うっ血性心不全。
1月4日、90歳の誕生日を
病院のベッドで迎えた母には、
たくさんの機器類が繋がれていて
食事も自分ではできない状態でした。

痛い、苦しい、つらい。

ふだんは、とても辛抱強く
そんなことを言わない母から
発せられる言葉の数々に、
母の心身の重篤さは
察するに余りあり
わたしはいろんな覚悟をしました。


近くに住む姉たちと違い、
わたしはなにかが起きたとき
どんなに早く駆けつけても
4~6時間かかるのだから、、、。
と、アレコレ思いを馳せました。

夕飯の介助をし、
母が眠りにつくのを見届け
帰途につくころには
病院ロビーに人影はありません。

あぁ、父の時もこんなだったなぁ。
だけど、あの時と違うのは
心細さが小さいことでした。

なんでかな。
なんでだろ。

母の病状はあまり良くないものの、
きっと回復するんじゃないかな。
なんの根拠もないけれど、
だいじょうぶ大丈夫だから。
そう自分に言い聞かせていました。



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そんなお正月から
1ヶ月と20日が過ぎて。

なんと!
母は自分の足で歩き、
リハビリを行なうまでに
回復していました。

姉たちから
そんな母の状況を
日々聞かされていたものの、
お正月に会ったきりの身としては
ちょっと信じられないほどの
回復ぶりにビックリ仰天!!!

もともと痩せていたとはいえ
現在の体重は29kg台で、
目標は30kg超えなんだとか。
心からわたしの体重を
お分けしたいです、お母さん。



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リハビリがお休みになる週末には
遠く海が見渡せる談話室まで
リハビリよろしく往復しました。

足あげて
頭あげて
背中伸ばし
よくできました~♪

と、デイサービスで覚えたという
リハビリ歩行の歌を
ふたりで小声で唄いながら
ナースステーションの前を
行ったり来たり。


今現在の母の目標は
3月末に行なわれる
孫が通う大学の卒業式に
参列することなんだとか。

その大学は東京にあり、
ちょっとどうかなぁ、、、と
思ったりもするけれど。
人は少し先にある楽しみに
希望をのせながら
生きていく生き物だから。
母なら実現させてしまいそう。
きっと、必ず。

姉夫婦も
「車椅子を使えばなんとかなっぺ」
そんな風に言ってくれているし。


お正月の時は、
まわりにいるわたしたちが
とにかくご飯を食べなきゃ弱る。
そんな風に思い込んでいて、
食べさせて空っぽになった食器を
写真に撮っては家族LINEに
「今日も完食しました~」と
報告していたのだけれど。

母はそんなわたしたちを
喜ばせようと食欲がないのに
無理をして食べ続け、
ある時ヘルパーさんに
「ごはんをみると涙が出る」
と、こぼしたと聞いて
わたしは号泣してしまいました。

母を思ってしたことだけど、
そのことが、どんなにか
母の負担になっていたのかと。


でも、ま。
それもこれも
いまは笑い話になりました。

心臓病食の減塩メニューに
飽き飽きしている母は、
「きゅうりのキューちゃん」
「マグロ刺身(できれば中トロ)」
「しその実漬物」等々を
病室に密輸せよとの
ゴッドマザーっぷり(笑)。

ときどき看護師さんに見つかって
かなりきつく注意されたりも
しているようですが。
(そりゃそうだ)

とはいえ。
こう言ってはなんだけど、
好きなものを
好きなだけ
食べたっていいじゃん。
と、末っ子じゃじゃ馬な
わたしは思ったりもして。


+


今日は父の祥月命日。
あれから4年の月日が過ぎました。

きっと父は、
母やわたしたちのことを

「なーにやってんだお前たち。
 医者のいうことよーく聞かねば
 お母さんはよくなんねーぞ」

と、怒っているような気もするし
笑っているような気もします(笑)。



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お父さん、
お母さんの米寿と卒寿のお祝いに
行った旅行のフォトブックをね、
だいぶ時間が経っちゃったけど
やっと仕上げたんだ。

うん、お母さんとても喜んでたよ。
玲子さんも、かずちゃんも
みぃちゃんも喜んでた。
もっと早く作らなきゃねー。
やること遅すぎだよね、わたし。

でね。
お母さんと約束したんだ。
100歳のお祝いにも旅行して
そしたらまたフォトブックを
作るからね、次回はもっと
早くに作るからね、って。

お母さん、その日を
楽しみにしてるって。

だから、お父さん。
まだしばらくはそちらで
いい感じでリモートしててよ。
お母さんのこと呼んじゃやだよー。
うんうん、いつもさんきゅ♡



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オマケだよ~♪
実々も元気にしてるよー。


+


そんなこんなで、
本日もお疲れさまでした。



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by ayakosahara | 2018-03-01 18:55 | Voyageの記録 | Comments(0)

人生は冒険旅行。毎日は旅の1ページ。☆アップサイクル研究家サハラ文子のブログです。房総半島の先っぽにある海辺の町から、日々の暮らしの中で思うこと・やったこと・感じた事・考えたことetc. 2016年10月からはじめたランニング記録も備忘録として。 仕事関係はカテゴリ「マザーズタッチ」にて。


by サハラ
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