冬来たりなば春遠からじ
2008年 02月 11日
冬来たりなば春遠からじ
そんな故事が実感できるような、
軒下の残雪とは対照的にポカポカと暖かい1日でした。
工事が滞っていた「川の家」ですが、紆余曲折しつつも古民家改修に意欲的な工務店との出会いもあって、プランが徐々に固まってきました。
本日は義母や弟夫婦などが全員集合し、現状把握と今後のことを現場であれこれ確認しあいました。進捗ごとに確認と報告、モノを作る時の基本のき。「言ったはず」「こう思っていたのに」じゃなく、文書化することで情報を共有化し、トラブルを未然に防ぐ、これ大事。
【本日の現場】
屋根裏から出てきた大きな糸巻き機。
この家が撚糸工場だったことを物語っています。
二重になっている桟の片方に障子を貼り、夏は外して風通しをよくし、冬は桟をはめて防寒の役目を果たす引き戸。職人さんの技が、暮らしの中でしっかり生きています。
この家に残っていた古い道具や建具たち。
使えるものは全て修復して使います。
こちらも屋根裏から出てきた古い建具たち。
それぞれ新しい役割を与えられ、
灰汁洗いされ、新しく生まれ変わります。
さてさて、どうなりますやら。
楽しみ楽しみ♪