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【萌木の村紀行2】 日本一のビール職人が作るタッチダウン

【萌木の村紀行1】 森に育まれた清里の水 (動画あり)の続きです。



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森の中のレストランでおいしいランチ(後述します)をいただいたあと、今回の旅のメインイベントである、全国酒類コンクールビール部門優勝!八ヶ岳地ビール【タッチダウン】
の工場見学に向かいました。




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萌木の村
には広大な敷地の中さまざまな施設がありますが、萌木の村の原点とも言えるレストラン「ロック」
の階下に、【タッチダウン】ビール工場があります。



工場見学は、日本で4人しかいないといわれるビール職人「山田一巳」さんに案内していただきました。山田さんは、1996年定年でキリンを退社した後、八ヶ岳ブルーワリーの工場長に就任されました。



萌木の村の船木社長より「山田さんの好きなビールを作ってください」との言葉が決め手となり、この地で最上級のビールを作るべく、八ヶ岳ブルーワリー発足当初より【タッチダウン】に携わってきた方です。



八ヶ岳ブルーワリーの工場建設時、ビールの本場ドイツからビール醸造のマイスターを呼んだのですが、山田さんはとにかく自分の仕事を見ていてくださいと言ったところ…。一週間後、ドイツのマイスターはこのような言葉を残し、帰国の途に着いたそうです。



「日本に来て、この人に出会えたことは幸運だった。なぜ日本人は山田さんのような職人をもっと大事にしないのだ? ドイツであれば町の誰からも達人として崇められるだろう」



>> 全国酒類コンクールビール部門優勝!八ヶ岳地ビール【タッチダウン】
こだわり製法の詳細は↑↑こちら↑↑を読んでください。



ちなみに山田さんは、キリン時代に「一番搾り」や「ハートランド」といった人気ビールの醸造開発責任者だったというキャリアの持ち主です。





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自分の好きなことをしたい。


自分の好きなものを作りたい。



誰でも思うこの願いは、確かな技術がある者にだけ許される究極の贅沢なのだと、「自分の好きなものを作りたい」などと簡単に言っちゃいけないのだと、山田さんのお話をうかがいながらそう思いました。



山田さんのところには、名だたる大手ビールメーカーの方たちがたくさん訪ねて来るそうです。山田さんは、「聞かれたことはなんでも教える」、そうおっしゃいました。



企業秘密があるのでは?といぶかるサハラに、山田さんはこうも言うのです。「自分の知識を全部教えたところで、聞いた相手が自分と同じことができるかと言えば、それはまた違うんですね」と。




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そんな話しを聞きながら、貯酒タンクから出来立てのビールをいただいたのですが、これを出来立てといわずしてなんと言うのでしょう。



酵母の気持ちを考えてやる。


ビールは生き物である。



この工場の中で行なわれている全作業工程は、山田さんの指揮のもと、全てが手動なため目視でチェックしているのだそうです。機械化・自動化が当たり前の世において、この手作りは貴重ではありますがとても手間のかかるものです。



その手間は「飲んでいただくお客様においしいと感じてもらえるビール」のためであり、作り手のこだわりでもあると山田さんは言います。



そんな手間をかけて作られた【タッチダウン】がおいしくないワケがありません。しかも、貯酒タンクから出来立てを注いでもらったのですから♪




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えっ?! これより、もっとおいしくなるのですか?


これでも十分おいしいのですが、実はまだ熟成が足りないのだそうです。by 山田さん





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熟成した【タッチダウン】ビールは、工場の上にあるレストラン「ロック」で飲むことができます。山田さんからおいしさの秘密を聞いた後でいただくビールは、また格別のおいしさでした!!!



おいしいビールを飲むには、出来立てがいちばんです。


とはいえ、毎度毎度、清里に行けるはずもありません。



でも、大丈夫。


新サービス、”極み(きわみ)”のおかげで、出来立てのビールを通販で購入可能となったそうです。

一般的なビールが工場のタンクを出てから、スーパーに並ぶまでに3は日かかるのだそう。当然ですが、スーパーで品出しされ、私たち消費者が購入して自宅に持ち帰り、冷蔵庫で冷やして実際に飲むまでには、もうしばらく時間がかかるワケです。【タッチダウン】ビールは、その日にちをぐっと短縮し、瓶詰めしたその日に発送するという「本当の工場直送」を実現したのだそうです♪



けれども。


それは毎日ではありません。
毎週金曜日朝8時までに極み(きわみ)を注文すると、その金曜日に瓶詰めし、その日のうちに発送するのだとか。



さらに。


まだ量産できないので、週一回発送のサービスなんだとか。いつでもなんでも入手できるのも便利で嬉しいものですが、週に1回のみという希少価値も「山田さんのこだわりを飲む」ことを思えば、それはそれで待つ楽しみがというものです。



サハラはさっそく、3人の姉宅にお中元に贈りました。次の金曜日に発送されるまでにはまだ時間がかかりますが、感想が楽しみです。喜んでくれるといいな♪♪♪






全国酒類コンクールビール部門優勝!八ヶ岳地ビール【タッチダウン】



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山田 一巳, 古瀬 和谷

ビール職人、美味いビールを語る


山田さんの言葉がたくさん詰まっています。


by ayakosahara | 2007-07-08 17:57 | Voyageの記録

人生は冒険旅行。毎日は旅の1ページ。☆アップサイクル研究家サハラ文子のブログです。房総半島の先っぽにある海辺の町から、日々の暮らしの中で思うこと・やったこと・感じた事・考えたことetc. 2016年10月からはじめたランニング記録も備忘録として。 仕事関係はカテゴリ「マザーズタッチ」にて。


by サハラ
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