着物de京都 秋の巻1 −出発前のあれこれ編−
2006年 11月 27日
昨日、日帰りで京都に行ってきました。
春、夏にひきつづき、今年3度目の京都となりました。
今回のメインイベントは、「一期一会 秋のお茶会
」と銘打たれた伊右衛門のお茶会に参加すること♪
春のお茶会で、着物de京都デビュー
を果たしたサハラですが、ならば今回は「着物de京都 今度はふたり編」をしたいと目論み、アメブロで仲良くさせていただいている着物の葛篭のsakaeさん
をお誘いし、ご一緒することになりました。
sakaeさんは自宅で建築関係のお仕事をしていますが、仕事中はもちろん毎日着物を着て過ごすなど、楽しみながら着物生活を実践している方です。着物まわりのことや【和】な暮らしのあれこれ、日々綴られるブログは着物好きには必見です。サハラは着物で困ったことが起こるとsakaeさんのところに駆け込み、どうにか悩みを解消しています。
最近では着付け教室を自宅ではじめるなど、ちっちゃな体のどこにそのパワーがあるのかと思うほど活動の幅を広げています。サハラは昔々着付けを習い、どうにか一人で着られるようになったものの、今では自己流の悪いクセをそのままに着付けてしまい、う~ん状態になることもしばしば。サハラの「そのうち、いつかリスト」には、sakaeさんに着付けのおさらいをお願いすることが、上位にリストアップされています。そんなsakaeさんとの「着物de京都 今度はふたり編」、とても楽しみにしていました。
今の時期の京都といえば、紅葉シーズン真っ盛り!
着物で行きたいと思うものの人込みがなぁ~、とはいえsakaeさんと着物でご一緒する絶好のチャンスだしなぁ~。などと、着物で行こうかどうしようかと悩みつつ、sakaeさんに「どんな着物にします? 私は紫地の四君子かな。帯は悩み中」などと投げかけると、「私は締めたい帯に合わせて、海老茶か濃い赤紫の色無地にしようか
とはいえ、女心と秋の空。
ま、最終的には お天気次第かな。
そう思っていたのです。えぇ、サハラとしては…。
2日前になり、当日の待ち合わせ場所と時間の確認メールを送ったところ、sakaeさんから「ちょうど、紅葉も良くなってきた感じですし、秋の京都
んっ?
お天気、良さそうだったっけ?
さっき見た天気予報では、週末は西から崩れる模様と言ってたような気がするんだけど。ま、いいや。当日の朝、確認すればいいんだし…。着物に慣れてるsakaeさんだもの、そのあたりは抜かりはないでしょ。気にはなったものの、それをsakaeさんに告げることなく出発の日を迎えてしまったのです。
そして、5時に起きた昨日の朝。
天気予報を確認したところ、
京都地方 降水確率 午後60%以上
時間がたつにつれ荒れ模様となる予報
ふむ、残念ながら着物はあきらめよう。
またの機会ということもあるしね。
がっ!
東京駅に現れたsakaeさんは
素敵な着物をお召しになっていたのです~。
サハラ:今日の京都、午後から崩れるって天気予報が…。
sakae :えっ、ぎゃっ、ほんと!
サハラ:最終確認メールの頃から予報は下り坂だったの…。
sakae :え~っ、そうだったのぉ~。
サハラ:う、うん。言えばよかったね。
sakae :傘もないしぃ~(涙)。
サハラ:私、折りたたみ傘を持ってきたから…。
sakae :あ゛~っ。
+++
と、こんな感じで、「着物de京都 今度はふたり編」改め「着物de京都 sakaeさんだけ編」はこうしてはじまったのでした。珍道中、しばらく続きます(笑)。
【本日の教訓】
・旅行に行く相手には(初めての場合はことさら)、待ち合わせ等の連絡は記録が残るメールは便利だが、文字だけでは細かいニュアンスが伝わらないことがある。せめて、一度は電話でコミュニケーションをとろう!
sakaeさん、ごめんね~。
お忙しいと知っていたので、お時間とお手間を取らせないメールでと思ったのが仇となりました~。
★着物de京都 秋の巻 −行きの車中編−
へ続きます。