【ご報告】初めての印税の使いみち。
2006年 07月 31日
「ねー、聞いてくれる?」
「うん、どしたの?」
「あのね…、初めての印税の使いみちなんだけど、ね」
+ + +
6月末、拙書「ワタシきれい天然生活
」の初めての印税をいただきました。このブログを読んでいただいている多くの方にも買っていただきました。あらためてお礼申し上げます。ありがとうございました。
さて、生まれて初めていただいた印税なるもの
なにに使おうかといろいろ考えました。
読者プレゼントをするとか?
なにか記念になるもの・記念旅行に使うとか?
初めてのお給料みたいに両親へのプレゼントとか?
毎日おいしいご飯を作ってくれる夫に新しいフライパンとか?
ふむ…、なにがいいかしらん?
サハラは、このブログ以外に自分で運営しているホームページやブログがいくつかありますが、自分で作った最初のホームページ「ワタシきれいドットコム
」がホームグラウンドです。拙書の60ページに書いたある皮膚科医との会話が、ずっとサハラの中にとどまっていて「ワタシきれいドットコム」を作らせたようにも思います。
あなたのようにがんばりすぎた人が
これからたくさん出てきます。
そのとき、がんばりすぎた先輩として
あなたから伝えてください。
あまりがんばりすぎないようにと。
この病気はよくなるから大丈夫ですよと。
このホームページの中にある「病院リスト
」には、毎日多くのアクセスがあります。アクセス解析を見ると、mixiのコミュニティや、教えてgooなどでもよく引用されているのを見かけます。
拙書を読んでアトピーが治るわけではないのですが、病院の待ち合わせ室でこの本を読んでいただける機会を作りたいと、ずっと思っていました。上記の「病院リスト」に載っているいるのは約90の病院です。それらの病院に送るには、お金もかかるし、手間もかかる。送ったとしても、待合室に置いてもらえるかどうか分からないし…。
そんなこんなを今までずっと考えていたのですが、いただいた印税を使い自分の本を100冊買いました。といってもアマゾンにはそんなに在庫はなく、今まで届いたのは30冊です。そして、それはすでに自分の手元にはなく、7月25日の夕方「たくさんの人に読んでもらえますように」と願いを込めて、全国の病院に発送しました。お世話になった先生に久しぶりに手紙を書きました。
発売当初、実家の母が私の本を30冊も買い
、まわりの人たちに売り歩いたことがありました。
あなたね、ただでもらうものってありがたくないでしょ。
通りで配ってるティッシュじゃないのよ。
ただでもらった本を真剣に読むわけないじゃない。
自分の財布からお金を出してもらって、
1行1行を読んでもらわなきゃダメなの。
本は読んでもらってなんぼでしょ!
献本をしたいとお伝えした憧れの方からは、ありがたいお言葉と共に献本を断られました。
今は本が売れない時代ですよ。
簡単に献本などしてはいけません。
私、あなたの本は自分で買って読みます。
尊敬する人生の先輩たちから、今回の印税の使いみちについてなんて言われるだろうかとヒヤヒヤではありますが、みなさんのおかげでいただいた初めて印税の一部を、こうして活用させていただきましたことをここにご報告いたします。
この本は種子なんだ。
あちこちに飛んで行って花を咲かせるといいね。
これは、編集長
からいただいた言葉。
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【おまけ】
写真は最近人気のモノクロブー
です。
週末にいただいたのですが、ぷにょぷにょとした感触が気持ちよく、あまりの寝心地のよさにびっくり&昼寝しずきて困りました(笑)。詳しくは、また書きます♪