【正】マニュアル違反。

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小学生のころ。
わたしは学校内で一番遠くから
通っている生徒だった。

まず学校から駅まで歩き
駅から家近くの停留所まで
バス通学をしていた。
停留所から家までは
徒歩2〜3分の距離だったけど
雨の日や寒い日などは
家の前でバスを止めてくれた。
たいていの運転手さんがそうしてくれた。



18歳。
車の免許を取ったばかりのころ
一時停止するべきコーナーで止まらず
警官に止められ免許証を見せたら、
「免許取り立てか、、、。
おめ、○○のバッチっ子でねぇか?!
ここは止まらねばダメだがんな!!!
次から気をつけろよ」と見逃してくれた。



25歳。
仕事でミスをして
遅くまで仕事をしていたら
(文字どおり泣きながら)
終電を逃してしまった。
深夜にタクシーに乗ったら
いろいろ思い出して悲しくなり
さめざめと涙を流していたら、
運転手さんが車を止めて
「助手席にお乗りなさい」と。
メーターを止めて、
銀座〜六本木〜新宿など
キラキラ輝くネオン街を
走り回ってくれた。
アパート前に着いた時、
「ちょうど1,000円です。
光っている街を見て
少しは元気が出たかな。
明日もがんばりなさい」
って。



30歳。
東北の山奥の単線に乗った時、
一番前車両のガラスに張り付いて
圧倒的にすごーい紅葉に感激して
わーわーきゃーきゃー言ってたら、
運転手さんが招き入れてくれて
運転席の助手席に座らせてもらい、
パノラマビューを堪能したの巻。
新しい駅に到着するたび、
地元のお客さんたちに
「今日はめんこい車掌さんが
乗ってるなぁ」と、からかわれたり
「どっから来たんだ?」と聞かれて
地元民しか知らない秘境を教えられたり。
3駅ほど運転室に乗せてもらった。




40歳を過ぎたあたりで。
京都旅行に行った時、
一日乗り放題のバスチケットを買い
あちこち巡り歩ったあとで、
最後にずっと行きたかった
山方面まで足へ伸ばしたら
そこは乗り放題チケットの圏外で
差額が発生するとのこと。
もちろん、なんの異論もなく
料金を払おうとしたところ、
運転手さんがウインクして
無言で「差額はいらない」と。
えっ?!と呆気にとられてたら
「スムーズな乗降にご協力ください」
とマイクでアナウンスされてしまい、
わ、あわわわ~、と慌てて降りて
バスに向かってお辞儀をしたら、
パォ〜ンと大きなクラクションを
ひとつ鳴らしてバスは走り去った。


+


書き出したらキリがないほど
たくさん経験したマニュアル違反。


安全面とか
収支とか
恩恵受け過ぎとか
いろんな問題アリアリ
だろうけれど、
マニュアルには存在しない
「個」が授けてくれた
温かい思い出ばかり。



なんでもかんでも
マニュアルどおり、
上からの指示がないと動けない
っていう人ばかり増えちゃったら
どうなっちゃうのかなー、と、
ふと思った先日のデキゴトでありました。


+


【リハビリ32日目 4月15日】
・いつものコアトレ 30分
・ベターッと開脚プログラム 30日目



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by ayakosahara | 2017-04-15 22:08 | 天然生活 | Comments(0)

人生は冒険旅行。毎日は旅の1ページ。☆アップサイクル研究家サハラ文子のブログです。房総半島の先っぽにある海辺の町から、日々の暮らしの中で思うこと・やったこと・感じた事・考えたことetc. 2016年10月からはじめたランニング記録も備忘録として。 仕事関係はカテゴリ「マザーズタッチ」にて。


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