2015パリ旅行記8日目その4、L'INITIALへ行く。
2015年 07月 30日
早いもので展覧会も明日が最終日。
1日早いけれど打ち上げをしようと
この4月にオープンしたてのレストランへ。
レストランを共同経営する
日本人シェフのマダムが、
今回一緒に行った友人夫婦の
旦那さんが勤務する関係会社の
偉い人の親せきという、
ちょっと(かなり)遠い知り合いが
やっているレストランなのでした。
(ややこしい 笑)
パリに出発前から何度か
メールのやり取りをしていました。
できれば一緒に行った6人が
揃って行ける6月15日(月)に、
展覧会前夜祭を兼ねて訪れたかったものの、
パリの日曜日は市場がお休みとのこと…。
新鮮な材料が調わないとの理由で
月曜・日曜は店休なのでした。
ということで。
展覧会最終日は撤収作業もあり
荷物も多いだろうからと、
前日のこの日にわたしたち夫婦と
まゆさんと行ったら…。
らららららららららら。
「大和田さまご夫婦から
シャンパンをお出しするように
オーダーされておりまして」
「展覧会の成功をお祈りしています」
「一緒に来れて楽しかったです」
「など、ご伝言を預かっております」
と、シェフからサーブされながら
うるるるるるんしちゃったワタクシ。
やられたーーー(感涙)。
(大和田夫妻はわたしたちより先に)
大和田くん、けい。
ほんとにありがと。
こちらこそ、一緒に来れて楽しかったね。
1年前の夏、
父の新盆で帰省していた折に
「来年の初夏にパリ展やるの」
そう言った時、
「一緒に行きたい!」って
いの一番に言った友人が大和田妻で。
まだなにも決まってなかったのに。
誰も荒唐無稽って笑わなかったけど、
あの時の「一緒に行きたい!」が
わたしの背中を押してくれた気がする。
料理の名前を覚えてないけど、
これはフォアグラ。
右手に映るナイフは
このレストランのオリジナルで、
すべてが世界で一つだけのもの。
(とても美しいナイフで一見の価値あり)
頼んだくせにリアルな部分は
わたしたちに回す変なまゆさん。
いわく、
「食べたことないから頼んでみた」って(笑)。
「これからも食べる機会がない思うし」って(笑)。
なら食べればいいのに、変なの~(笑)。
とデザートを断ったら、
赤ワインとチーズに替えてくれました。
わたしたちが食べたコースは36ユーロ。
外食の価格が高いパリにあって
これはとてもお手ごろ価格。
満足満腹な内容でした。
パリに来てちょっと残念に思うのは、
言葉の高~い壁に阻まれて
ちゃんとしたレストランに入れぬまま
帰国してしまうこと。
(前回のパリ旅がそうでした)
でも、ここL'INITIALなら、
日本語も通じるし、
ドレスコードも今のところは
特に設けていないとのこと。
但し、男性の短パンや
サンダルは避けてくださいね。
頭文字の意味。
パリでお店を開く最初の一歩、
そんなイメージでしょうか。
「わたしのパリ展も第1回目なんです」
「次に繋げるようまた来ますね」
「はい、またのお出でをお待ちしてます」
そんなご挨拶をしてお店を後にしました。
お店のウインドウには
わたしたちのパリ展のポスターが。
初日にご来場いただいたマダムに
お願いしたところ、
快く貼ってくださいました。
ありがとうございました。
お世話になりました。
また必ず来ますね。
(6月のパリの日没は22時頃なので、
空がまだ明るいですね。)
楽しい時間はあっと言う間というけれど
2時間以上も食事を楽しんだことに…。
ごちそうさまでした。
L'INITIAL(イニシャル)を右手に見ながら
この路地を進めばセーヌ川。
ノートルダム大聖堂も見えてきます。
夕涼みのお散歩にも素敵なコースかと。
次に行く時は、
予約の取れない人気店になっていて
わたしをやきもきさせてくださいね♡