明日のために今日すること 5
2005年 06月 02日
蚕豆
をいただいた時一緒にいただいた玉ねぎ。
スライスに切りながら涙がポロポロと落ちた。
だけど食べたら甘かった。かなりの衝撃な甘さ!
「きれいなバラにはとげがある」の逆バージョンみたい。
+ + +
「明日のために今日すること」を書きはじめて、あらためて周りを見回してみたら、寝かせる時間を活用していることの多いことに気づく。
糠漬け
、らっきょう漬け
、味噌漬け
、ガーリックオイル
、マグロの漬け
、カスピ海ヨーグルト
などなど。
らっきょうやガーリックなど、はじめに手間がかかるものもあるけれど、漬けたあとはそれぞれ自分で勝手においしくなってくれるし、日持ちする保存食になってくれる。
糠漬けは、寝る前に野菜を床に入れとけば翌朝起きたらおいしい漬物になってるし。ちょっとしたメンテナンスは必要だけど、その手間よりも何倍もすごい働きをしてくれるスグレモノ。
そして、着物
。
着物でお出かけするためには前日から出しておかなければならない。でも、衣文掛けにかけておけば着物自体の重さでたたみシワが伸びてくれる。畳紙から出された着物が深呼吸をしているような、そんな感じ。
明日のために今日仕掛けておくちょっとした手間。
覚醒と沈静の繰り返し。
最近サハラの中で少し足りないと感じていることがある。
先日のある仕事でのこと。1ヵ月半かかったその仕事、最初の打合せで1回会ったきり、そのあとのほとんどがメールのやりとりで終わってしまった。効率がいいけれど、サハラとしてはちょっと違和感が残った。仕事としてはきちんとしたものが成立したけれど、「なぁんか、違う」というもやもやが残った。
それはきっと、最近自分の中で足りないと感じていた「匂い」。
インターネットは便利だけれど万能じゃない。もうすぐモニターから「香り」も出てくるらしい。だけど、それはサハラが欲しいと思う「匂い」じゃない。
山手線に乗ると、ケータイの小さな画面に見入っている人の多さに時々ぎょっとすることがある。常に誰かからのメールが来ないと不安になると、TVの中で若者が語っているのを聞いて「なんで?」と思う。サハラは、100のメールアドレスより数人の友人で十分だ。
モニターの前で過ごす時間が多くなり、「匂い」を感じる時間が減ってきている。野菜が糠床の中で一晩過ごすような時間がサハラにも必要だ。
そんなことを思っていたら、近所のCafeでアルバイト募集の貼り紙を発見!ケータイに電話番号を入力し、家に帰ってきてすぐ電話した。翌日面接行って、採用の電話をいただいたのがおとといの誕生日♪
家から徒歩5分。早朝6:00から3時間。
週2~3回。学生時代以来のアルバイト。
早朝、都心のCafeで起こるであろうヒューマンドキュメントの目撃者。
なんだか、とっても面白そう。
勤務は来週から。
今日、契約に行ってきます。
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明日のためにサハラが今日すること。
糠床の中で野菜が過ごす覚醒と沈静のようなこと、かな。