水のこと。- お風呂編 -
2004年 12月 22日
バスタイムを楽しんでますか?
サハラは一時お風呂にいる時間が1日の半分くらいの時がありました。過度の入浴は表皮から皮脂を奪ってしまうので良くないとされていますが、「空気が痛い」状態の時はお風呂で過ごすしかありません。主治医も「体が楽になるなら何時間浸かっていてもいい」と言ってくれました。もちろん、そんな時期は一時のものでした。
お風呂に浸かりながら、サハラはいろいろと空想していました。「アトピーが良くなったら、あれをしよう。」「こんなこともしたい。」脱衣所にCDプレイヤーを持ち込んで好きな音楽を聴いたり、大声で歌ったり…。流れる汗と共にアトピーも一緒に出ていくといいなぁ、なんてことも思っていました。
さて、お風呂のカルキはどうしていますか?シャワーを浴びてカルキ臭を感じるのですから、当然お風呂のお湯もカルキ臭がします。カルキ臭を消すためのサハラのオススメは「ビタミンC粉末」です。薬局では「アスコルビン酸」という名前で売っています。
使用法はとっても簡単。ビタミンC粉末を0.3g程度、浴槽に入れるだけです。カルキが消えるというより中和されるのです。料理用の小さじ1 ( ビタミンC粉末を入れると) が約3gなので、0.3gのビタミンC粉末を浴槽に入れるには、小さじ10分の1を目安にするといいでしょう(かなりの少量です)。乾燥するこの季節、保湿効果の高い入浴剤を利用されている方も多いと思いますが、その前にビタミンC粉末を0.3g振り入れることをオススメします。価格も入浴剤と比較して廉価なので、長く使い続けるにはお肌にもお財布にも優しい存在です。
お風呂の新しい習慣、ビタミンC粉末をぱっとひと振り。
ビタミンC粉末が残留塩素からあなたのお肌を守ってくれるはず。
【資料】ビタミンC粉末
医薬品として薬局で「アスコルビン酸」の名称で売られています。
写真のアスコルビン酸は100gで1,785円でケンコーコムで販売されています。1回当たり0.3gを使用すると約333回使用でき、1回あたり約5円ととてもリーズナブルです。
【冬至のゆず湯】
昨日は冬至でした。冬至といえば「ゆず湯」。ゆず湯には美肌効果、冷え性やリュウマチ、体が温まってカゼをひかない等の効能があると言われています。
ゆずの精油にはピネン、シトラール、リモネンなどの物質が含まれており新陳代謝を活発にして血行を促進させます。またノミリンなどには鎮痛・殺菌作用があるので、体が温まり、カゼなどが治る効能を持っているのです。ゆずのいい香りでアロマテラピーのリラックス効果も期待できます。
さらに「冬至」に「ゆず湯」に入るのは、美しい日本語ならではの意味が込められているのです。「冬至(とうじ)」は→「湯治(とうじ)」」にかけており、湯に浸かってのんびり体を休めるように。また「柚(ゆず)」は→「融通(ゆうずう)」が利きますようにという願いが込められているとのこと。う~ん、日本語は奥が深いですね。
【予告】
明日は洗濯の「水のこと」について。